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メジャーでも観たかった…阪神、MLBに行かなかった歴代選手6人

2025/02/25 NEW

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能見篤史

阪神・能見篤史
・投打:左投左打
・身長/体重:180cm/74kg
・生年月日:1979年5月28日
・経歴:鳥取城北高 – 大阪ガス
・ドラフト:2004年ドラフト自由枠
 
 高い奪三振能力を誇った能見篤史。メジャーリーグに移籍していたら、同じサウスポーである今永昇太(現:カブス)のような活躍ができた可能性もあるだろう。
 
 大阪ガスから2004年ドラフト自由枠で阪神タイガースに入団した能見。プロ入り後は先発、中継ぎの両軸で経験を積んだ。
 

 
 プロ5年目の2009年に先発ローテーションに定着し、13勝9敗、防御率2.62の好成績をマーク。
 
 その後は先発の柱となり、2012年には最多奪三振(172個)のタイトルを獲得。翌2013年のWBCでは日本代表に選出され、貴重な戦力となった。
 
 2桁勝利5度の実績を持つ中、2018年から再び救援に転向。同年は45試合の登板で20ホールドポイント(4勝16ホールド)、防御率2.56と中継ぎでも結果を残した。
 
 2020年オフにはオリックス・バファローズに移籍。43歳を迎えた2022年まで現役を全うした。
 
 阪神、オリックスの2球団でキャリアを終えたが、メジャーでの活躍が観たかった選手の1人だ。

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