メジャーでも観たかった…阪神、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/02/25 NEW
Getty Images
掛布雅之
・投打:右投左打
・身長/体重:175cm/77kg
・生年月日:1955年5月9日
・経歴:習志野高
・ドラフト:1973年ドラフト6位
不動の4番打者として君臨し、“ミスタータイガース”と呼ばれた掛布雅之。仮にメジャーリーグに移籍した場合、どのような成績を残していただろうか。
1973年ドラフト6位で阪神タイガースに入団し、ルーキーイヤーから一軍デビュー。高卒3年目の1976年には早くもレギュラーに定着した。
1979年には打率.327、48本塁打、95打点、10盗塁と傑出した数字を残し、自身初の本塁打王を戴冠。1982年には35本塁打、95打点で打撃2冠(本塁打・打点)に輝いた。
1984年には3度目の本塁打王(37本)を獲得し、翌1985年には打率.300、40本塁打、108打点の活躍で、球団初となる日本一の原動力となった。
しかし、翌年以降は故障に泣き、1988年に33歳の若さで現役引退を決断した。
それでも、7度のベストナイン、6度のダイヤモンドグラブ賞(現:ゴールデングラブ賞)を受賞し、球団最多の通算349本塁打を記録。
当時はメジャーリーグ挑戦を目指す選手はほとんど存在せず、掛布も阪神一筋でキャリアを終えた。