メジャーでも観たかった…横浜DeNA、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/07
産経新聞社
遠藤一彦
投打:右投右打
身長/体重:184cm/72kg
生年月日:1955年4月19日
経歴:学法石川高 – 東海大
ドラフト:1977年ドラフト3位
先発からクローザーまで、あらゆる役割で活躍した投手が遠藤一彦だ。
学法石川高校から東海大学に進んだ遠藤。大学ではエースとしての活躍を見せ、1977年ドラフト会議で横浜大洋ホエールズから3位指名を受け入団した。
プロ2年目の1979年は先発、抑えの両方をこなし、47試合登板で12勝12敗8セーブを記録。1982年にも2桁14勝をマークした。
1983年には36試合の登板で18勝9敗、防御率2.87の好成績を収め、最多勝のタイトルを獲得。1987年まで6年連続2桁勝利を挙げ、球界を代表する投手となった。
アキレス腱断裂の大けがの影響で、本来のピッチングを発揮できないシーズンもあったが、1990年には6勝6敗21セーブ、防御率2.17の好成績を残し、カムバック賞を受賞した。
1992年は先発に再転向したが、同年限りで現役引退を決断。チームは低迷期にあったが、遠藤は間違いなく横浜を代表する投手の1人だった。