メジャーでも観たかった…横浜DeNA、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/07
産経新聞社
平松政次
投打:右投右打
身長/体重:176cm/74kg
生年月日:1947年9月19日
経歴:岡山東商 – 日本石油
ドラフト:1966年二次ドラフト2位
「カミソリシュート」を武器に通算201勝を積み重ねた平松政次も、MLBで見たいと思わせた1人と言えるだろう。
岡山東商業時代にはセンバツ甲子園優勝を経験。社会人野球の日本石油でも都市対抗野球で存在感を見せつけ、1966年二次ドラフト2位で大洋ホエールズに入団した。
入団4年目となる1970年に51試合登板(38先発)で25勝、23完投、防御率1.95と異次元の成績を収め、同年の最多勝、沢村賞に輝いた。
1979年には最優秀防御率のタイトルも獲得するなど、長年エースとして躍動。1980年まで12年連続で2桁勝利をマークした。
1983年には通算200勝を達成し、翌1984年限りで現役引退を決断した。
名球界入りを果たした一方で、シュートで右打者の懐をえぐる投球スタイルもあり、与えたデッドボールはセ・リーグ記録の120を数えた。