メジャーでも観たかった…横浜DeNA、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/07
産経新聞社
石井琢朗
投打:右投左打
身長/体重:174cm/78kg
生年月日:1970年8月25日
経歴:足利工
ドラフト:1988年ドラフト外
主に「1番・遊撃」としてチームを牽引した石井琢朗も、横浜を長きにわたって支えた名プレーヤーだ。
足利工業時代はピッチャーとして甲子園のマウンドに上がった石井。投手として1988年ドラフト外で横浜大洋ホエールズに入団し、ルーキーイヤーは17試合に登板した。
しかし、翌年以降は結果を残せず、1992年に野手転向を決断。すると、転向2年目となる1993年には三塁手のレギュラーに定着し、盗塁王のタイトル(24個)に輝いた。
1998年には打率.314、174安打、39盗塁をマークし、最多安打と盗塁王を受賞。「マシンガン打線」のリードオフマンとしてチーム38年ぶりのリーグ優勝、日本一達成に貢献した。
その後も安打を積み重ね、2006年には通算2000本安打の金字塔を打ち立てた。2009年からは広島東洋カープでプレーし、2012年限りでユニフォームを脱いだ。
盗塁王4回、最多安打2回、ゴールデングラブ賞4回(三塁手部門3回、遊撃手部門1回)受賞と、走攻守全てで卓越したパフォーマンスを発揮した。
【了】