メジャーでも観たかった…ヤクルト、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/10
産経新聞社
宮本慎也
投打:右投右打
身長/体重:176cm/82kg
生年月日:1970年11月5日
経歴:PL学園高 – 同志社大 – プリンスホテル
ドラフト:1994年ドラフト2位
堅実な守備、シュアなバッティングを誇り、長らくいぶし銀の活躍を見せたのが、ヤクルトスワローズ一筋でプレーした宮本慎也だ。
PL学園高校では2年夏に甲子園優勝を経験し、同志社大学に進学。社会人野球のプリンスホテルを経て、ドラフト2位でヤクルトへ入団した。
入団2年目となる1996年のシーズン後半からショートのレギュラーに定着すると、その後は長らく不動の正遊撃手として攻守にして躍動。
特に守備力には定評があり、1999年から2003年まで遊撃手部門のゴールデングラブ賞を受賞。打撃でも2000年に打率3割をマークするなど、攻守でチームに貢献した。
2008年からは三塁手にコンバート。40歳となった2011年には136試合出場、打率.302を記録すると、同年は三塁手部門で自身初のベストナインに輝いた。
2012年には通算2000本安打と400犠打を達成したが、2013年に代打としての起用が増え、同年限りでの現役引退を表明した。
19年間のキャリアで打撃タイトルの獲得こそなかったが、巧みなバッティング力と堅実な守備力で地位を確立させた宮本。卓越したその技術はメジャーでも通用していたのか、見てみたかったところだ。