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メジャーでも観たかった…ヤクルト、MLBに行かなかった歴代選手6人

2025/03/10

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産経新聞社



池山隆寛

ヤクルト・池山隆寛
投打:右投右打
身長/体重:183cm/75kg
生年月日:1965年12月17日
経歴:市立尼崎高
ドラフト:1983年ドラフト2位
 
 長打力を武器に活躍し、「ブンブン丸」の愛称で親しまれた選手がヤクルトスワローズの池山隆寛だ。
 
 市立尼崎高校では3年夏に甲子園を経験し、1983年ドラフト会議ではヤクルト、読売ジャイアンツ、近鉄バファローズが2位指名。抽選の結果、ヤクルトへの入団が決まった。
 

 
 入団直後はプロの壁に阻まれていたが、1988年にブレイク。全130試合に出場し、打率.254ながら31本塁打をマークした。
 
 翌1989年にはキャリアハイの34本塁打を記録すると、1990年には打率3割(.303)もマークし、主軸として欠かせない存在になった。
 
 1992年まで5年連続30本塁打以上をマークするパンチ力を見せたが、故障などの影響もあり、1993年以降は徐々に成績が低下。
 
 それでも、1995年と1997年には日本シリーズ優秀選手賞を受賞するなど、短期決戦での勝負強いバッティングが光った。
 
 メジャーリーグへ移籍したとしても、代名詞のフルスイングで現地ファンからも人気を集めていただろう。

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