メジャーでも観たかった…巨人、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/01
産経新聞社

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近年は多くの日本人選手が海を渡り、メジャーリーグの舞台で活躍している。長いプロ野球の歴史を振り返ると、「もしメジャーに挑戦していれば、どのような成績を残していたのか?」と想像が膨らむ選手も少なくない。そこで今回は、MLBでのプレーを観たかったとの声も多い読売ジャイアンツの歴代選手を紹介したい。
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江川卓
・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/90kg
・生年月日:1955年5月25日
・経歴:作新学院高 – 法政大
・ドラフト:1978年ドラフト1位
高校時代から“怪物”と呼ばれ、プロでも圧倒的な結果を残した江川卓。ケガの影響でわずか9年の現役生活となったが、メジャーの強打者にも通用していたのか、観てみたかった投手である。
作新学院高時代には、公式戦で9度のノーヒットノーランを達成するなど、早くから大きな注目を集めた江川。入団拒否や様々な経緯を経て、1979年に読売ジャイアンツに入団した。
プロ1年目から9勝を挙げると、翌1980年には16勝、防御率2.48をマーク。
さらに、1981年は31試合(240回1/3)を投げ、20勝6敗、20完投7完封、221奪三振、防御率2.29と圧巻の成績を収め、投手タイトルを総なめ。最優秀選手、ベストナインにも輝いた。
無尽蔵のスタミナを誇り、1982年には31先発のうち24試合で完投。その後も活躍を続け、引退した1987年まで8年連続で2桁勝利をマークした。
ストレートとカーブの2球種ながら打者を圧倒し、奪三振を量産するスタイルは、メジャーの強打者相手にどこまで通用していたのだろうか。