メジャーでも観たかった…巨人、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/01
産経新聞社
斎藤雅樹
・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/90kg
・生年月日:1965年2月18日
・経歴:市立川口高
・ドラフト:1982年ドラフト1位
3度の沢村賞を獲得し、“平成の大エース”と称された斎藤雅樹。当時は海を渡る選手がほとんどいない時代であったが、メジャーでも活躍していた可能性が高いといえる投手だろう。
1982年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。一軍定着に時間を要したが、1989年に11試合連続で完投勝利を記録し、大ブレイク。
同年は30試合の登板で20勝7敗、21完投7完封、防御率1.62と傑出した数字を残し、投手2冠(防御率・勝利)と沢村賞に輝いた。
翌1990年も20勝を挙げ、最優秀選手にも選出されるなど、チームのエースとして君臨。最終的に通算180勝を挙げ、最多勝5回、最優秀防御率・最高勝率3回、最多奪三振1回と数々のタイトルを獲得する圧倒的な実績を残した。
サイドスローから鋭いスライダーを武器に1990年代を代表する投手となった斎藤。 “ミスター完投“と呼ばれるほどの異次元のスタミナを誇り、通算301先発中113完投をマークした。
メジャーリーグに移籍していた場合、どのような成績を残していたか、想像が膨らむ投手だろう。