メジャーでも観たかった…巨人、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/01
産経新聞社
阿部慎之助
・投打:右投左打
・身長/体重:180cm/97kg
・生年月日:1979年3月20日
・経歴:安田学園高 – 中央大
・ドラフト:2000年ドラフト1位
“強打の捕手”として球界を牽引した阿部慎之助。捕手のメジャーリーグ挑戦は難しいとされるが、MLBでの活躍が観たかった選手の1人だ。
2000年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから正捕手に定着。プロ2年目の2002年には早くもベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞を果たした。
その後も攻守の中心を担い、2010年には捕手として史上3人目のシーズン40本塁打を達成。
さらに、2012年は打率.340、27本塁打、104打点、出塁率.429と傑出した数字を収め、首位打者、打点王、最高出塁率に加え、最優秀選手(MVP)に輝いた。
翌2013年のWBCでは「4番・捕手」を任され、打率.261、2本塁打、7打点と国際大会でも実力を発揮した。
捕手として唯一のメジャーリーガーとなった城島健司と肩を並べる存在だった阿部。城島に次いでメジャーに近かった捕手といっても過言ではないだろう。