メジャーでも観たかった…巨人、MLBに行かなかった歴代選手6人
2025/03/01
産経新聞社
槙原寛己
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/94kg
・生年月日:1963年8月11日
・経歴:大府高
・ドラフト:1981年ドラフト1位
平成唯一の完全試合を成し遂げ、“ミスターパーフェクト”と呼ばれた槙原寛己も、時代が違えば、メジャー挑戦も視野に入っていただろう。
1981年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団すると、高卒2年目に12勝を挙げ、新人王を獲得。当時の日本最速となる155キロを計測するなど、速球派として頭角を現した。
1988年には27試合(208回2/3)を投げ、10勝13敗ながらリーグ最多の187奪三振、防御率2.16を記録した。
1992年から4年連続で2桁勝利を挙げるなど、斎藤雅樹、桑田真澄とともに巨人の3本柱を形成した。
特に1983年は自己最多の13勝を挙げ、翌1994年5月18日の広島戦では完全試合を達成するなど、印象的な活躍が目立った。
キャリア終盤はクローザーに転向したが、最終的に通算159勝をマーク。球界屈指のスピードボールを持っていただけに、メジャーリーグでの活躍も観たかった選手の1人だろう。
【了】