【MLB】レッドソックス地区Vへ、待ち望まれる上原の早期復帰。ファレル監督「現時点で予想以上の回復」
アリーグ東地区の優勝争いは激しさを増している。強力打線を擁するレッドソックスにとって、優勝するためには投手陣の出来がポイントになる。
2016/08/19
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指揮官は慎重な姿勢崩さず
Koji Uehara has long tossed out to 150 feet, and the Red Sox have grown more optimistic about the reliever’s chances to return this season.
上原浩治は、150フィート(約46メートル)の遠投を行った。そしてレッドソックスは、上原の今シーズン中の復帰に、より大きな期待を寄せ始めた。
7月20日に故障者リスト入りした上原。
41歳という年齢から、一時はシーズン中の復帰が危ぶまれたが、リハビリの経過は順調のようだ。
同記事ではファレル監督のコメントも掲載している。
He’s throwing long-toss symptom-free. What that leads to remains to be seen. But he’s doing things at this point that are better than anticipated.
上原は痛みなく遠投を行った。今後のことはまだわからない。しかし、現時点で予想以上の回復を見せている。
ファレル監督から絶大な信頼を得ている上原。2013年のワールドシリーズでは、胴上げ投手となっただけに、上原の大舞台での経験は何物にも代えがたい。
現在、レッドソックスの救援防御率は3.89でリーグ9位。同僚の田澤が夏場以降ピリッとせず、途中加入のジーグラーも8月に入り打ち込まれている。
待ち望まれる上原の復帰。背番号19が復活したとき、いよいよ3年ぶりのプレーオフ進出が現実味を帯びてくる。
出典:Providence Journal Red Sox optimistic on Koji Uehara By:Tim Britton