【MLB】ダルビッシュ、手術明けも投球制限問題浮上せず。昨年復帰メッツのエースは投げすぎで今季絶望
レンジャーズのダルビッシュ有が現地16日のカブス戦で先発する。
2016/07/16
Getty Images
猛追されている中、エースの復帰で再び加速なるか
米メディアでは「昨シーズン投げすぎてしまったから。その後遺症だ」という指摘が根強い。
昨季地区優勝目前になり、投球イニング制限問題が浮上した。スコット・ボラス代理人が「彼は手術からまだ1年。年間180イニングの投球制限を厳守してもらいたい」と強硬に訴えたのだ。
その時点で投球回は166回を超えていた。まともにいけば、ポストシーズンでは1球も投げられない。エース抜きの戦いを突きつけられ、ファンは大バッシング。一転ヒールになりかけた。結局ハービーはワールドシリーズまで投げ抜くことを選び、投球回は203回1/3にまで達してしまった。
昨季の投げすぎと、今回の手術の因果関係ははっきりとはしていない。それでもトミー・ジョン手術からの復帰は、リハビリ中はもちろん、マウンドに戻ってからも細心の注意が必要となる。用心するにこしたことはない。
幸いにもダルビッシュは、チームの指示のもと、本格的にパンクする前に再調整に専念できた。まだ今季メジャーでは3試合、15回2/3しか投げておらず、投球制限問題が浮上することもない。
現在アリーグ最高勝率で西地区首位を走るレンジャーズだが、一時は10ゲーム差以上離していた2位アストロズに、5.5ゲーム差まで迫られている。ダルビッシュに加え、デレク・ホランド、コルビー・ルイスと先発投手に故障者が続き、猛追を許す結果となってしまった。
エース右腕の復帰。後半戦で再び2位以下を突き放し、ポストシーズンへ向け加速するには、エースの本領発揮が期待される。