【MLB】上原、緊急降板でレ軍ブルペン陣駒不足もファレル監督は強気。「田澤ら他にも試合を締められる投手がいる」
代役クローザーを任されていたレッドソックスの上原は、現地19日ジャイアンツ戦の9回に右胸の違和感で緊急降板。復帰時期は未定だが、ファレル監督は「田澤とジーグラーがいれば大丈夫」と強気の姿勢を崩さない。
2016/07/21
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開幕前に最強と謳われたリリーフ陣だが……
現地19日、レッドソックスの上原浩治は、4点リードの9回表に登板するも、わずか7球で右胸の違和感を訴え緊急降板。試合は上原の後に登板したトミー・レインが打者2人を抑えレッドソックスが勝利した。MLB公式サイト『MLB.com』は「上原が胸を痛め、9回でマウンドを去る」と報じている。
4点リードの9回表にマウンドに上がった上原。先頭のブランドン・ベルトを三振に打ち取ったものの、次打者バスター・ポージーへの初球スライダーが高めに外れると、胸を抑えるようなしぐさを見せ、ベンチとキャッチャーに合図、そのまま降板となった。
試合後、上原は通訳を通して「筋肉痛のようなものだと思う。それほど深刻なものではない」と語ったものの、チームは水曜日の再検査の後、今後の対応を決める予定だ。
ただでさえ故障者に苦しんでいる救援陣だけに、上原が離脱するようなことになれば、さらに苦しい状況に陥る。
Uehara’s injury has the potential to be a big blow to the team’s bullpen. With Craig Kimbrel on the disabled list with a left knee injury, Uehara has been acting as the team’s closer, converting his last five save opportunities.
上原の怪我はチームの救援陣への大打撃となる可能性がある。左ひざの怪我で故障者リスト入りしているキンブレルに代わり、上原はクローザーの役割を務め、直近5度のセーブ機会を任されていた。