ドジャース、新たな主力クラスになる!? ロースター枠を争う”プロスペクト”は…?【コラム】
2025/03/30
Getty Images
RP ジャック・ドライアー
ジャック・ドライアーは東京シリーズでメジャーデビューを果たしたリリーフ投手だ。昨季はマイナーで46試合に登板、防御率2.20の成績を残し、オフにはルール5ドラフト対策で40人枠に登録された。
スプリングトレーニングでは6回、防御率3.00、K%45.5と驚異的な成績を残し、東京シリーズに向けたアクティブロースターに登録。そのままメジャー初登板を果たした。
ドライアーは2021年にドラフト外FAとしてドジャースとマイナー契約を締結。毎年600人近くがプロ入りするMLBドラフトにおいてどことも契約しなかったことは当時のドライアーの低評価ぶりをうかがわせる。
その後も名のあるプロスペクトランキングに載ることは無く、米メディア『The Athletic』のKeith Law氏が作成したドジャースの球団別ランキングでも欄外にすら載ることがなかった。
そんなドライアーをメジャーまで押し上げたのが伸びのあるフォーシームだ。ドライアーのフォーシームは93マイル(約150キロ)と平均以下の球速だが、スプリングトレーニングでは20-22インチの縦変化を記録。
これはメジャートップを張れる数値だ。さらにスライダーも変化量は少ないものの、平均87-88マイル(約140~142キロ)を叩き空振りを奪うには十分だ。
伸びのあるフォーシームとスライダーのコンボは、昨季67試合登板で防御率1.76の成績を残したアレックス・ベシアと酷似しており、界隈ではベシア2号と呼ばれている。
今年のみならず、今後数年間にわたってドジャースブルペンを支える存在になる可能性が高いだろう。