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「最大の教訓は…」ドジャースが佐々木朗希を信頼し続ける理由とは? 米記者が考察「必要な成長の兆しだと…」【海外の反応】

2025/04/10

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ドジャースの佐々木朗希

佐々木朗希 最新情報

 ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手は、大きな期待を背負いながら先発投手陣の一人として投球を続けており、3試合を終えて調子が上向きつつある。低調なスタートを切ったことで懐疑的な見方もあったが、ドジャースは一度も失望することなく信頼し続けている。その理由について、米紙『ニューズウィーク』のJP・ホーンストラ記者が考察した。

 

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 佐々木は3月19日のシカゴ・カブス戦でメジャーデビューを果たすと、初回から160キロを超える速球を披露して観客を沸かせた。三者凡退の好スタートを切ったものの、徐々に制球が乱れて、3回には三者連続四球による押し出しで1点を失ってしまう。初戦を3回1失点5四球3奪三振の成績で終えると、2度目の先発登板となった3月29日(日本時間30日)のデトロイト・タイガース戦では、1回2/3を投げて2失点3安打4四球2奪三振という散々な結果に終わった。しかし、3度目の先発登板となったフィラデルフィア・フィリーズ戦では、5回途中まで投げて1失点3安打2四球4奪三振の好投を披露し、評価が徐々に高まっている。
 

 
 ホーンストラ記者は「2回の登板で得られた最大の教訓は、佐々木がそこそこまともな内容で4回を投げられたら良いということだ。ドジャースは少なくとも今後6年かけて彼を育てるつもりで、必要な成長の兆しだと受け止めるでしょう。正直なところ、ドジャースの打線は佐々木のミスをカバーできる力があるので、あとはなるようになると考えている」と分析し、目先の結果ではなく、成長のプロセスに重点を置いているとの見解を示した。
 
 続けて「3月や4月に佐々木が何をしたかというよりも、10月に彼がどうなっているかが重要だ。そして、彼がポストシーズンで先発ローテーションに入るのか、それともブルペンなのか。現時点のパフォーマンスを見ても、そのどちらの可能性もまだ十分にあると思う」と述べている。
 
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【了】



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