【MLB】元巨人クロマティ、米メディアは東京五輪のメジャーリーガー参加に否定的な見解
2016/08/05
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メジャーリーガー参加は2024年ロサンゼルス大会?
ソフトボールと野球が五輪競技として復帰するニュースは米国の報道では日本ほどの盛り上がりは見られていない。
ヤフーのジェフ・パッサン記者は自身のコラムでもこのニュースについて触れているが、6カ国のみの参加であることからドミニカ共和国やベネズエラの選手は出場せず、マイナーリーガーばかりの大会となるだろうと予想している。
またクロマティの見解と同様に、MLBは地元テレビ局、そしてスポンサー企業との契約事項からもしシーズンを中断することになれば、返済を要求される可能性も示唆した。
パッサン記者が打開策として提案しているのは、参加する6カ国を次世代のスターが溢れるチームとして戦わせることだ。オールスター期間中に開催されているフューチャーズ・ゲームに似た試合が見ることができれば面白さはあると、持論を述べている。
メジャーリーガーの参加が難しければ、サッカーのU-23代表に類似した将来のメジャーリーガー同士の戦いとする形だ。
そして、メジャーリーガーが五輪に出場する理想的なタイミングとしては、2024年大会がロサンゼルスに決定した場合であるとも話している。
2017年9月に開催国が決定予定であり、仮にアメリカでの開催となれば、MLBも準備期間として7年近く来るべきシーズンに向けて計画を練ることができる。
現時点において、MLBにとってメジャーリーガーを五輪に派遣する決断を下す上で、4年という月日は短すぎるのかもしれない。
出典:Ex-big leaguer backs baseball’s return to Olympics in Boston.com by Jim Armstrong on August 5, 2016
The Only reason for baseball to be in the olympics in Yahoo.com by Jeff Passan on August 5, 2016