【MLB】2020年東京五輪野球復帰も、2024年は外される? 米メディア「IOCはサッカー同様国際的なスポーツであると認めるべき」
2020年東京五輪で野球が追加種目として復帰したが、それ以降のビジョンは明確となっていない。現在リオデジャネイロでもオリンピックを取材しているジム・ケープル記者が野球の生き残りについて言及している。
2016/08/08
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スター選手をオリンピックに出場させるためには?
知名度のある選手をオリンピックに出場させる方法をケープル記者が提案する。
“One possibility is sending a few recently retired players to the Olympics. They clearly will not be at their peak but they definitely will attract attention and ratings. Imagine the passion if Ichiro is playing for Japan in Tokyo — if he actually retires by then, since he will be only 46 and has said he doesn’t plan to retire until age 50.”
「一つの可能性としては、最近引退した選手を数名オリンピックへ送ることだ。彼らは明らかにピークを超えているが、注目度そして視聴率は必ずつながるはずだ。東京五輪でイチローが日本代表としてプレーしたときの熱気を想像してみて欲しい。彼は50歳を迎えるまで引退しないと名言しているため、その時46歳のイチローが引退をしていればの話ではある」
さらにケープル記者が提案するのは、オリンピックに出場する選手たちを早くから選出し、売り出していくことだ。彼らがどういった選手であるかということをファンに知ってもらい、将来のオールスターになる選手たちであることを認識してもらう。オリンピックを迎えるまでにMLBのチームとエキシビションマッチをおこなうなど注目度を高め、選手たちにも経験をつませることで盛り上がりを作っていく。
どちらにせよ、野球は2020年以降もオリンピック競技として残っていくべきである。世界でも人気を誇るスポーツの一つであり、オリンピック競技である値すると、最後にケープル記者は持論で締めくくっている。
出典:2020 vision: The future of Olympic baseball after Tokyo isn’t so clear by Jim Caple on ESPN.com August 5, 2016