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緊縮財政のレンジャーズ 奪三振率の高い藤川球児は魅力的【豊浦彰太郎の MLB on the Web】

カブスからオプション契約を破棄されてFAとなっていた藤川の移籍先は、レンジャーズになりそうだ。緊縮財政の同球団にとって、メジャーでの実績は乏しいが、三振の奪える藤川球児の獲得は賢い選択だろう。

2014/12/14

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各メディアも、入団間近と伝える

 藤川球児がレンジャーズと契約することが濃厚になった。
 正式にはメディカルチェックを受けてからとなるが、週明けには発表があるかもしれない。

 第一報はMLB.comのレンジャーズのビートライター、T・R・サリバンのツイートだった。

Rangers working to sign reliever Kyuji Fujikawa. Deal is pending a physical as he had elbow surgery this past season.
レンジャーズは、救援投手の藤川球児との契約を目指している。正式契約は健康診断の結果を見極めてからになる。彼は昨季ヒジの手術を受けているからだ。

 契約年数はレンジャーズの地元紙『フォートワース・デイリーテレグラム』のジェフ・ウィルソンのツイートによると1年間で、2016年は球団が選択権を持つようだ。

 年俸は150万ドル(約1億8000万円)になるだろうと、すでに日本のメディアが報じている。藤川はカブスとの2年契約が終了し、来季550万ドル(約6億6000万円)の球団オプションを破棄されFAになっていた。

 カブスでの2年間は、その大部分をヒジの故障とトミー・ジョン手術(ヒジの靭帯再生手術)からのリハビリに費やし、通算で25イニングしか投げていない。

 藤川をレンジャーズが獲得しようとしていることには、それなりの背景がある。

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