【MLB】イチローの3000本目を見たくて……「イチ・メーター」製作者は後半戦30日間飛行機で応援
イチローのメジャー通算3000本の安打を自分の目で見たい、という思いで、多くの熱狂的ファンが多数の球場に足を運んだ。
2016/08/14
Getty Images
マリナーズ時代からイチローとゆかりのあるエイミーさん
イチローの「die-hard fans」つまり「死ぬほど熱狂的なファン」の長い道のりと応援について、『MLB.com』で報じられた。
フロリダ在住のパトリック・ピナック記者によると、生涯のイチローファンは、通算3000本安打という歴史的瞬間を目撃するため世界中からやって来た。その目標は日曜日にクアー・スタジアムで果たされた。
でも特に熱心なファンのひとりがエイミー・フランツさんである。長年、マリナーズのシーズンパスを買っており、オールスター戦後はマーリンズ戦が行われるすべての街を飛行機で訪れた。30日間、セントルイス、フィラデルフィア、マイアミ、シカゴ、そしてコロラドに旅している。
そして日曜日、その手間も費用もすべて価値あるものとなったのである。
“Words cannot describe it,” Franz said after watching from behind the third-base dugout as Ichiro raced into third for a stand-up triple for his 3,000th hit. “I’m still shaking.”
「イチローが3000本目の安打を放ち、立ったままサードに走り込んできた後、サードベース側ダッグアウトの後ろで見ていたエイミーさんは言った。『言葉では言い切れないわ。まだ体が震えてる』」
エイミー・フランツさんと言えば「イチ・メーター」サインの創作者として知られている。2004年にイチローが年間262本のヒットで歴史を塗り替えたが、その時のイチ・メーターはすでに野球殿堂入りしている。
イチローの三塁打の後、エイミーさんはメーターの数字を「3000」に入れ替えた。