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【MLB】田中・岩隈、今季2度目の直接対決決定。ワイルドカードでのプレーオフ進出へ、負けられない両右腕

ヤンキース・田中将大とマリナーズ・岩隈久志が24日(日本時間25日)の試合で、先発が実現する見通しとなった。今季2度目の直接対決が実現することになる。

2016/08/24

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岩隈「中5日」起用で田中との投げ合いに

 ヤンキース・田中将大と、マリナーズ・岩隈久志の今季2度目の先発での投げ合いが実現する見通しとなった。マリナーズは岩隈の次回登板が24日(日本時間25日)のヤンキース戦になったと発表。田中もローテーション通りにその試合に先発する予定だ。

 シアトルのセーフコ・フィールドで行われる3連戦の最終戦。今年4月17日のヤンキースタジアムでの対戦以来となる両雄の直接対決が実現する。

 岩隈は順当なら、その次は中4日で29日(日本時間30日)のレンジャーズ戦に先発が見込まれる。こちらの試合のレンジャーズの先発予定は、ダルビッシュ有。2登板連続での日本人投手対決となる可能性が高い。

 本来なら、岩隈は中4日で23日のヤンキース戦に先発し、田中との投げ合いは実現しない公算だった。だが、スコット・サービス監督は3Aからタジュワン・ウォーカーを昇格させ、23日に先発させることを決めた。岩隈を中5日とすることで「休養」を与えた。

「そうすることがクマ(岩隈)にとっていいことだと思った。ここまで一度もローテーションを飛ばさずに守ってくれている。1日休養を与えれば、彼は何度もそれを有効に使ってきてくれた」

 20日付のシアトル・タイムズ紙によると、ローテーション変更の理由をこう語ったという。
 ESPNシアトルのブレント・ステッカー記者は、岩隈の疲労を指摘した。20日付の記事で「今季チームで最も安定した先発投手だが、この2試合はわずかな変化が見られた。三振をどちらも2個しか奪えなかった」と伝えた。もともと三振が多いタイプではないが、その前の2試合では7、8個と奪っていた。8月に入り中4日の登板が4度続いていたこともあり、1日の「休養」が有効と周囲も考えていたようだ。

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