「内容自体は評価できる」菊池雄星、圧巻投球も5敗目!?エンゼルス打線の援護なし。米紙が唖然「不運な敗北」【海外の反応】
2025/05/30
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菊池雄星 最新情報
ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星投手は、28日(日本時間29日)に行われたニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板し、5回まで投げて4安打1失点5四球4奪三振の好投を披露したが、打線の援護がなかったこともあり今季5敗目を喫した。米メディア『ロトワイヤー』が報じている。
菊池は初回に一死満塁のピンチを招くと、アンソニー・ボルピ内野手の犠牲フライによって1失点してしまう。それでも後続を抑え、最小失点で切り抜けた。その後もアーロン・ジャッジ外野手には申告敬遠を繰り返しながら大きなチャンスを作らせず、降板するまで力投を続けている。しかし、エンゼルス打線は完全に沈黙し、最終的に0-1の敗戦を喫した。
それを踏まえ、同メディアはタイトルに「菊池にとっては、不運な敗北」とつけ、「この試合では制球に苦しみ、全93球中ストライクはわずか51球と安定感を欠いた。四球はシーズン最多タイの5つを記録したが、そのうち2つはジャッジに対する敬遠だ。とはいえ、大崩れすることはなく、初回に1点を失ったのみで、以降は要所を締める投球を見せた。試合終盤には最後の8人の打者を連続で打ち取って降板し、良い形でマウンドを降りている。だが、エンゼルス打線が援護点を挙げられず、菊池に黒星がついた。今季成績は1勝5敗とふるわないものの、エンゼルス先発陣の柱として安定した投球を続けており、直近6試合ではいずれも自責点2以下に抑えている。ここまでのシーズンで、防御率3.06、WHIP(1イニングあたりの走者許容率)1.52、奪三振58、与四球35、投球回数64回2/3と、内容自体は評価できる数字だ」と伝えている。
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