【MLB】降格の青木宣親と昇格の李大浩、明暗を分けた対左投手。指揮官「ノリとはとても辛い会話だった」
久しぶりのプレーオフ争い真っ只中のシアトル・マリナーズにとっては1試合も落とせない戦いが続く。サービス監督は青木宣親を3Aへ降格させ、李大浩を昇格させる決断を下した。
2016/08/28
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メジャーに帰ってきた李大浩
3Aにオプション降格していた李大浩はマリナーズが現在戦っているシカゴ・ホワイトソックスの本拠地USセルラーフィールドに姿を現した。李大浩のメジャー再昇格は8月27日マリナーズがおこなった数々の選手異動のうちの1つだった。
足の打撲が心配されたカイル・シーガーは27日から復帰する方向だったため、内野手のマイク・フリーマンは予想通り3Aへオプション降格されることとなった。シーガーが数試合出場できない間の緊急時に備えたフリーマンの昇格に過ぎなかった。
李大浩は3Aへのオプション降格から10日以内でメジャー復帰することになったが、それはトム・ウィルヘルムセンが腰の筋痙攣で15日DL入りしたためだ。李大浩は27日に、左腕ホセ・キンタナ相手に早速ホワイトソックス戦にスタメン出場を果たした。
対戦相手に左腕先発投手が続くため、李大浩にとってはスタメン出場が増える期間となるだろう。3Aへオプション降格後、6試合で打率.500、二塁打3本、HR2本、6打点をマークしていた。