【MLB】ドジャース前田、18打者連続アウトの快投で14勝目。日本人1年目最多勝利数更新と最多勝獲得の可能性も
ドジャースの前田は、8奪三振含む18打者連続アウト、7回途中1失点の好投。ザック・グレインキーとの因縁の対決を制し、14勝目をあげた。
2016/09/07
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球団1年目最多勝利数に並ぶ
前田はこの日の登板で14勝目。依然チームトップであり、ハーラーダービーでもジャイアンツのバムガーナーらと並び5位タイ。リーグトップのアリエッタ(カブス)、シャーザー(ナショナルズ)までの差は2勝。大逆転で最多勝獲得の可能性も出てきた。
ドジャースの1年目の投手として14勝は、2002年の石井一久、2013年の柳賢振と並ぶ球団タイ記録。まだチームは20試合以上を残しており、日本人投手1年目の最多記録であるダルビッシュの16勝(2012年)はもちろん、チームの新人記録であるリック・サトクリフの17勝(1979年)、を更新することも十分可能だろう。
またこの日の前田に加え、前日はMLB初登板のホセ・デレオンが先発、6日にストリップリング、7日にスチュワートと4試合連続で新人が登板することが決定している。予定通り4戦連続での新人の先発が実現すれば、球団としては1952年(8月27~31日)のクレム・ラビン等以来の記録となる。
前田の次回登板は、現地時間11日のマーリンズ戦が予定されている。4月28日以来となるイチローとの対戦が実現する可能性も高いだろう。渡米以来、周囲の予想を超える活躍を続ける右腕エースはどこまで勝ち星を伸ばし続けられるだろうか。
出典:D-backs can’t pick up Greinke in Los Angeles by Jack Baer and Steve Gilbert in MLB.com on Sep.5