「予想外のエースが誕生」ダルビッシュ有ら離脱で思わぬ台頭!? 脇役から主役へ「役割を完全に塗り替えた」【海外の反応】
2025/06/27 NEW
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ダルビッシュ有 最新情報
サンディエゴ・パドレスは現在、ダルビッシュ有投手とマイケル・キング投手を怪我で欠いている。エース級の2人が不在だが、チームはナ・リーグ西地区で2位に踏みとどまっている。その要因の一つに32歳のニック・ピベッタ投手の活躍があると、米メディア『モーターサイクルスポーツ』が報じている。
ダルビッシュは2020年12月からパドレスに在籍し、これまでチームのエースとして活躍してきた。しかし、近年は怪我に悩まされることが多く、昨季は負傷で戦列から離れた後、家族に関する個人的な事情で制限リスト入りしたことにより長期離脱。今季は万全の体制で新シーズンに臨みたかったが、肘の炎症により故障者リスト入り(IL)して開幕を迎え、現在も戦列から離れている。また、マイケル・キング投手も右肩の炎症で離脱中だ。
その一方で、ピベッタが存在感を発揮している。これまでに今季16試合に先発し8勝2敗、防御率3.36、101奪三振をマーク。今オフにボストン・レッドソックスからフリーエージェント(FA)になった後、パドレスと契約を結んだベテラン投手だが、補強成功とも言える働きを見せている。
それを踏まえ、同メディアは「スポーツの世界では、アスリートのキャリアが思いもよらない方向へ進むことがある。今季のピベッタの歩みは、まさにその典型だ。開幕当初、彼はローテーション中位の投手として迎えられた。しかし、今やチームの危機を救う“予想外のエース”として大きな存在感を放っている」と評価。
続けて「パドレスはダルビッシュやキングといった主力投手の負傷に見舞われ、大きな戦力ダウンに直面した。通常であれば、チームにとって痛手となる状況だが、ピベッタにとっては自らの力を証明する絶好のチャンスとなった。思わぬ重責を背負った彼は、その期待を超える投球を見せ、これまでの役割を完全に塗り替える活躍を続けている」と伝えている。
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