【MLB】カブス川崎が7月以来のメジャー復帰。マイナーで練習したのは「英語とスペイン語」?
MLBのロースター拡大に伴って7月以来のメジャー昇格を果たしたカブスの川崎宗則。メジャー復帰1試合目でいきなりタイムリー二塁打を放つとともにコメントやしぐさでもファンを楽しませた。
2016/09/09
Getty Images
人気は不変
現地6日、シカゴ・カブスの川崎宗則が、7月以来となるメジャー昇格を果たした。今回の昇格は9月以降、メジャー登録枠が25人から40人に拡大されるのに合わせたもので、川崎には内野のデプスを厚くすることが期待されている。
『MLB.com』内には、メジャーの面白ネタや変わった記録を扱う『Cut4』というサイトがあるが、川崎は彼らが最も気に入っている選手の1人。同サイトは、「川崎がメジャー復帰、ツーベースを放ち投げキッスを飛ばした」と題し、川崎の復帰を特集している。
But when MLB rosters expanded on Tuesday, the Cubs recalled the infielder to the big club. The world rejoiced, Kawasaki arrived in Milwaukee for their game against the Brewers
火曜日、MLBのロースター枠の拡大に合わせて、カブスは内野手の川崎をメジャーリーグのクラブハウスに呼び戻した。川崎がミルウォーキーでのブリュワーズ戦に現れた瞬間、世界は喜びにつつまれた。
今シーズンの川崎は、4月に2試合、7月に1試合メジャーでプレーしたものの、メジャーでの出場機会はその3試合のみ。残りの大半を3Aアイオワ・カブスで過ごした。マイナーではショートのレギュラーとして102試合に出場し、打率.255、20盗塁を記録していた。
久しぶりのメジャー昇格となった川崎、『MLB.com』のカブス担当であるキャリー・マスケット記者は自身のtwitterで、「我々が『マイナーに戻って何の練習をしていたのか』と尋ねたところ、川崎は、『英語とスペイン語』と答えていたよ」とツイート。試合前のクラブハウスのインタビューで、いきなり川崎が記者を楽しませていたことを明かした。
カブスの地元紙である、『Chicago Tribune』でも、上の川崎の回答に対して、クラブハウスが笑いに包まれる場面が動画で紹介されている。一方で、『Cut4』は、「おそらく彼はメディアとのやり取りを楽しんでいたのだろう(彼がよくそうすることは知られている)。実際は、マイナーではケースバッティングに力を入れて取り組んでいた」と内幕を明かしている。