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【MLB】前田健太、5回もたず。不甲斐ない先発陣に落胆の声を隠せず「今の彼の投球はとても16勝投手のものではない」

エース、カーショウの活躍でリーグ優勝決定シリーズに駒を進めたドジャース。その大事なシリーズ初戦に登板した前田健太であるが、またも5回もたずにマウンドを降り、チームも敗戦を喫した。地元でもカーショウ以外の先発陣の不甲斐なさに声が上がっている。

2016/10/17

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2番手の先発がいない

 今回の前田の登板に対し、地元紙『The Orange County』では以下のように、サンフランシスコ・ジャイアンツのエース、マディソン・バンガーナーと2番手のジョニー・クエトを引き合いに出し、カーショウ以外の先発が頼りにならないことを嘆くコメントを紹介している。

Game 2 starter Clayton Kershaw cannot pitch every game any more than Madison Bumgarner could in the NLDS ? and the Dodgers really don’t have the equivalent of “Johnny Cueto as a No. 2 starter. Sorry, Rich Hill, the Dodgers simply lack starting pitching depth. Kenta Maeda, Saturday’s starter, won 16 games but hardly pitched like a 16-game winner.“
「2戦目の先発のクレイトン・カーショウが毎試合投げることが出来ないのは、エディソン・バンガーナーが優勝決定シリーズで何度も登板出来なかったことと同じだ。そしてドジャースはジョニー・クエトに相当するような2番手の先発投手がいない。申し訳ない、そういえばリッチ・ヒルがいたが、ドジャースは単に先発層の厚さが欠けている。そして前田健太。土曜日の先発であり、今シーズン16勝を挙げたが、今の彼の投球はとても16勝投手のものではない」
 ドジャースは、エースであるクレイトン・カーショウの大車輪の活躍で地区シリーズを突破した。

 勢いそのままに勝ち進みたいドジャースは、シリーズ初戦という大事な一戦を前田に託したが、またも期待を裏切る投球となった。先発の早期降板が積み重なり、地元紙でも「先発層が薄い」と、カーショウ以外のドジャース先発陣に対し厳しい評価を下すこととなった。

 ヒルも前田も、今回のポストシーズンで共に5回以上を投げ切っておらず、先発投手として役目を果たしているとは言えない。
 エースの活躍でここまで勝ち進めた以上、彼らの奮起がリーグ優勝決定シリーズ突破には必須となるだろう。

<出典>
Commentary: Miguel Montero saves Cubs, gets Joe Maddon off the hook by David Haugh in The Orange County on Oct.16

Dodgers rally, but drop Game 1 on late slam By Carrie Muskat and Ken Gurnick in mlb.com on Oct.16

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