【MLB】前田、ナリーグ優勝シリーズ第1戦先発へ。敵将「テレビで少し見ただけ」も攻略に自信
ナショナルリーグチャンピオンシップ第1戦の先発が濃厚と見られているドジャースの前田健太。過去にカブスとの対戦経験はないが、相手監督は攻略に自信を見せる。
2016/10/15
Getty Images
カーショウ大車輪の活躍
現地13日、大黒柱クレイトン・カーショウの大車輪の活躍もあり、ナショナルズとのディビジョンシリーズを制したロサンゼルス・ドジャース。チームは、1988年以来のリーグ優勝に向けて明後日16日から、シカゴ・カブスとのリーグチャンピオンシップに臨む。前田健太は敵地リグレー・フィールドで行われる初戦への先発が濃厚と、多くの米メディアが見ている。
ドジャースの地元紙『ORANGE COUNTY REGISTER』も、「カブスとの初戦には前田健太の名前が書かれる」と報じている。
Right-hander Kenta Maeda threw a short bullpen session before Thursday’s game, setting him up to start Game 1 of the National League Championship Series against the Chicago Cubs on Saturday. He’ll be on regular rest after pitching only three innings Monday in Game 3 of the NL Division Series.
右腕の前田健太は木曜日(第5戦)の試合前にブルペンでの短い投球練習を行った。彼は土曜日に行われるナショナルリーグチャンピオンシップ第1戦のマウンドに上がることになる。前田は月曜日のナリーグ地区シリーズで、3イニングを投げており、通常と同じ登板間隔(中4日)でマウンドに上がることになる。
記事によれば、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、13日の試合前にスクランブル体制で5戦目に臨むことを明言。「前田を含むカーショウ以外の全ての投手を投げさせる可能性がある」と語ったという。結局試合では、クローザーであるジャンセンのロングリリーフとカーショウの志願登板で1点リードを守りきったため、前田の出番はなかった。しかしもし延長戦に突入していた場合、前田も投入されていた可能性が高い。そうなっていれば、初戦の先発はなかっただろう。