【MLB】前田、ナリーグ優勝シリーズ第1戦先発へ。敵将「テレビで少し見ただけ」も攻略に自信
ナショナルリーグチャンピオンシップ第1戦の先発が濃厚と見られているドジャースの前田健太。過去にカブスとの対戦経験はないが、相手監督は攻略に自信を見せる。
2016/10/15
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前田対カブス打線は初
対戦相手カブスの地元、シカゴの地方紙である『CHICAGO SUN TIMES』も、対戦相手がドジャースに決まったことを受けて、特集を掲載。その中で、前田らドジャースの主力スターターが今シーズンカブスと対戦していないことを取り上げている。
今季からMLBに加入した前田、そして2005年から4年間カブスに在籍していたリッチ・ヒルは、プロ生活を通してカブスとの対戦経験は0。カーショウも過去には対戦経験があるが、今シーズン7試合あったカブス戦には登板していない。現在ドジャースのロースター入りしている投手で今季のカブス戦に先発した経験があるのはフリオ・ユリアス(2登板)のみだ。
メジャー屈指の知将として知られるカブスのマッドン監督はそのことについて記事中で以下のように語っている。
“It’s the same way for [both sides],” Cubs manager Joe Maddon said. “Although I believe a pitcher that is pitching well should have an advantage over a team that hasn’t seen him to that point, normally. Kershaw we’ve seen in the past, we know how good he is. Hill I’ve never seen in person, Maeda I’ve seen on TV a little bit.
「（向こうの投手もこちらの打者を知らないと言う意味では）両軍同じ条件だろう」とカブスのジョー・マッドン監督は言う。「けれども私は、ピッチャーは自身のことを見たことがないチームと対戦するときのほうが有利だと信じている。カーショウは過去に見たことがあるから彼がどのぐらい良いのかは知っている。ヒルは全く対戦したことがないし、前田はテレビで少し見たことがあるだけだ」
投手のほうが有利であることは認めながらもマッドン監督は、「我々は準備もできているし、非常に素晴らしい状態にあると自分たちで感じている」として「対戦経験の少なさは心配ない」と断言。前田らの攻略に自信を見せている。
この5試合通してドジャースは非常に多くの投手を使ってきた。現在チームの先発でフレッシュな状態にあるのは、前田ただ1人。それだけに前田にかかる期待は大きい。
カブスとドジャースがポストシーズンで対戦したのは、2008年のディビジョンシリーズが最後。この時はジョー・トーリ率いるドジャースがカブスを3タテしている。8年前のシリーズの再現となるか、前田の右腕がドジャースの鍵を握る。
出典：Cubs will face Dodgers in NLCS after L.A. knocks off Nats by Chicago Sun Times on Oct.13 2016
Dodgers Notes: Kenta Maeda lined up to start NLCS opener against Cubs by Bill Plunkett in ORANGE COUNTY REGISTER on Oct.13 2016