【MLB】前田健太以外にも将来性豊かなドジャース先発陣、来季再編? 4試合連続ルーキー先発は約65年ぶりの珍事
ロサンゼルス・ドジャースは今季2度前田健太を含めて4試合連続でルーキーが登板した。
2016/09/12
Getty Images
来季の開幕ローテーションに割り込む可能性も高い
そうなると、4人のルーキーは来シーズンの開幕をマイナーで迎えることになるのだろうか。
いや、そうとは限らない。なかでも、20歳のユーリアスと24歳のデレオンの期待値は高い。今シーズンの開幕前に『ベースボール・アメリカ』『ベースボール・プロスペクタス』『MLB.com』がそれぞれ発表したプロスペクト・ランキングで、ユーリアスはいずれも全マイナーリーガーのトップ10に入り、デレオンも20位台に挙げられていた。故障者が出なくても、来シーズンはメジャーの開幕ローテーションに割って入ってもおかしくない。
2人と違い、26歳のストリップリングと24歳のスチュワートはそれほど注目されている投手ではないものの、ストリップリングは故障者に代わる先発5番手として、今シーズンの開幕ロースターに入った。スチュワートはマイナー3クラスで計121イニングを投げ、防御率1.79、K/BB6.79の好成績を残した。
まだ夢物語の域を出ないとはいえ、4人が揃って成長を遂げれば、数年後には前田とともにローテーションを形成する日が来るかもしれない。前田の契約は2023年まで続き、カーショウも2020年が最後と長いが、カーショウの契約には、2018年のオフに契約を自らオプト・アウト(破棄)できる権利が盛り込まれている。
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