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【MLB】安定感抜群の呉昇桓は来季もカージナルス。ワイルドカード争いへ、望まれる早期復帰

今シーズン、阪神タイガースからセントルイス・カージナルスへ移籍した呉昇桓はメジャーでも活躍を収めており、今やチームに不可欠な選手となっている。

2016/09/16

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足の痛みに悩まされ、ここ数日は登板できず

 公式サイト『Mlb.com』では、呉昇桓の状態をbothered by soreness in his groin since his outing on Friday(金曜日の登板以来、彼は足の付け根の痛みに悩まされている)と報じており、故障者リスト入りするほどではないものの、コンディションが良くないことが判明。現在はセットアッパーのシーグリストが代役クローザーとしてマウンドに上がっている。

 呉昇桓はIt’s getting better day by day, and I should be ready to go pretty soon(日に日に良くなっている、すぐに復帰できるはずだ)とコメントしているものの、疲労の蓄積がピークに達していることは否めない。

 もちろん、これまで大車輪の活躍を見せてきた呉昇桓を使えないとなると、チームとして非常に痛手だ。早速9月11日のブリュワーズ戦では、同点で迎えた9回の表に、代役クローザーのシーグリストが勝ち越しホームランを浴び、敗戦。連日激しいワイルドカード争いが繰り広げられているだけに、何とも手痛い1敗となってしまった。

 デリック・ゴールド記者は、9月13日に自身のツイッターでOh was not available tonight, still. Dealing with soreness in the groin (足の付け根の痛みにより、呉昇桓は今夜もまだ登板できない)と、ファンに向けて呉昇桓の状態を連日報じている。

 幸い、昨年までのクローザーであるローゼンタールが故障者リストから復帰間近と、『St.Louis post-Dispatch』をはじめ、現地メディアは報じており、何とか最悪の状況は免れそうだ。

 とは言え、呉昇桓の安定感は群を抜いており、マシーニー監督からの信頼も抜群。ワイルドカード争いを制するためには、『石直球』の早期復帰が不可欠だ。

出典:Sore groin keeping Oh on the sidelines By Jenifer Langosch

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