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【MLB】上原、レ軍地区V貢献も米メディア「来季の再契約はもう一人のセットアッパーが優先?」

ボストン・レッドソックスは28日ヤンキース戦で3-5と敗れたが、2位ブルージェイズも敗れたため、3年ぶりのアリーグ東地区優勝が決まった。その中心に上原がいるが、早くも来季の契約について米メディアが言及している。

2016/09/29

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ケリーの評価、上原のポストシーズンの活躍次第?

 とは言え、来年4月に42歳を迎えるセットアッパーに対し、高額な契約をオファーするにはリスクが伴う(上原の現在の契約は、2014年オフに結んだ2年1800万ドル)。

 一方、年俸調停権を持つケリーは28歳とまだ若く、大化けする可能性を秘めている。好不調の波が激しく、尚且つ故障も多いが、常時97マイル(約156km/h)を叩き出す剛腕は魅力。ニッケル記者もケリーの奪三振能力を高く評価している。

 本来ケリーは先発投手であったが、不調と故障により、先発失格の烙印を押されていた。 しかし上原同様、9月にセットアッパーとして復帰以降、見違えるような安定感を取り戻し、レッドソックスの快進撃を支えている。

 シーズン終了後、レッドソックスが年俸調停権を有するケリーに対し、好条件を提示することも考えられる。同記者はケリーの契約について、下記のように報じている。

Everything will depend on how the Red Sox view Kelly’s role going forward. If they still see him as a possible starter, they may need to pay him big money just to keep him happy for another two years.
全ては、レッドソックスがケリーの役割についてどのように考えているかに依る。もし、ケリーをまだ先発投手として考えているのであれば、(FAまでの)2年間、ケリーを満足させる高額契約を提示する必要があるだろう。

 優先的に契約交渉をすすめるのは、円熟の大ベテランか、それとも粗削りな剛腕か。
 ポストシーズンでの投球内容も大きく考慮されそうだ。

出典:Joe Kelly or Koji Uehara more important to re-sign? by Brandon Nickel

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