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【MLB】前田健太、登板日変更は地区優勝貢献への球団の配慮。最終戦でさらなる出来高獲得へ

現地27日、予定を変更し登板した前田健太。4回3失点で敗戦投手となるものの、投球回と登板数のインセンティブ獲得が近づく。

2016/09/30

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中5日で今季最終戦に登板

 現地27日、ロサンゼルス・ドジャースの前田健太は敵地・パドレス戦に登板した。
 初回、ジョン・ジェイとヤンガービス・ソラーテのヒット2本で2死ランナー1、3塁とされた後、パドレスの5番ハンター・レンフローにスライダーを左翼席スタンドへ運ばれて、いきなり3失点。

 2回以降は1死球のみの無安打に抑え、次回登板に向けて4回で降板。結局4回3失点で10敗目を喫した。(16勝)。

 本来であればポストシーズンの調整登板が29日に行われる予定だった。
 しかし、地区優勝の立役者である前田に対し、登板数と投球回のインセンティブを獲得できるよう配慮され、中5日でシーズン最終戦のマウンドに上がれるよう、日程が変更されたのだ

 この試合で惜しくも日本人投手1年目最多の17勝とはならなかったが、シーズン最終戦で更新するチャンスが残された。

 この登板日の変更に関して、『Los Angels Times』ではドジャースのデーブ・ロバーツ監督のコメントを以下のように報じている。

“I applaud our organization for acknowledging that and putting Kenta in a position to continue to get compensated, and take care of his family. Because he deserves it.”
「前田は出来高を支払われ続ける立場にあり、家族を養う立場にもある。私はドジャースが出来高の支払いを認めていることを称賛する。なぜなら彼はそうされて当然だからだ」

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