【MLB】激戦!田中将大、防御率タイトルへ今季ラスト登板は? サイ・ヤング賞の可能性はほぼ消滅
プレーオフ進出の可能性が完全に消滅したヤンキース。防御率タイトルの可能性が残されている田中将大は、果たしてもう1試合登板するのか。
2016/10/01
Getty Images
次の登板は未定
ヤンキース・田中将大のメジャー初タイトルの行方はどうなるのか。
チームは29日にプレーオフ進出の可能性が完全消滅。
右前腕に張りを訴え26日の先発を回避した田中は、1日のオリオールズ戦先発を目指して調整してきたが、これで無理に投げさせる必要がなくなった。
田中は29日にブルペン入りし、登板へ向けた最終調整を終えた。30日付のニューヨーク・ポスト電子版は「田中本人は登板へ準備が整ったことを強調したが、ジラルディ監督はまだ彼を投げさせるかどうか決めていないと話している」と伝えた。
また今季中は登板させないことをチームが決定すれば、田中もそれに従う意向だという。「それについては理解しています」という田中のコメントも合わせ紹介した。
ニューヨーク・デーリーニューズ電子版も同じ30日付で「ジラルディ監督は田中を投げさせるかどうか、まだ決められていない」と報道。「その日ごとに状態を見て決めていく。確かに1日の先発投手はまだいないんだが」という指揮官のコメントを続けた。
田中は29日現在、防御率3.065でリーグ3位につけている。トップはタイガースのマイケル・フルマーで3.056。2位はブルージェイズのアーロン・サンチェスで3.064とまれに見る接戦だ。
フルマーに関しては現在159投球回。このままシーズンを終えると、162回の投球回に足らず受賞資格を失う。28日のインディアンス戦に先発し、3回1/3を3失点でKOされた。