【MLB】激戦!田中将大、防御率タイトルへ今季ラスト登板は? サイ・ヤング賞の可能性はほぼ消滅
プレーオフ進出の可能性が完全に消滅したヤンキース。防御率タイトルの可能性が残されている田中将大は、果たしてもう1試合登板するのか。
2016/10/01
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防御率タイトル争いのライバルもチーム状況での登板に
この試合が今季最終登板となる見込みだが、思わぬ天のいたずらか。29日のインディアンス戦が雨天中止となり、代替試合がレギュラーシーズン最終翌日の3日にイレギュラー的に組まれた。ただこの試合は、その時点でタイガースとインディアンスの両軍の順位が確定していた場合には行われない。
仮にタイガースがワイルドカード争いで2位タイの可能性を残すか、もしくはインディアンスがレンジャーズかレッドソックスと勝率で争っていれば、行われるかもしれない、という微妙な一戦。実現すればこの試合に中4日で臨むことになる。
サンチェスはすでに185回を投げ、規定投球回はクリア。ただローテーション通りなら、2日の今季最終戦に中4日で先発する可能性がある。こちらもその試合の時点でチームが順位を決めていれば、おそらく投げないだろう。特にプレーオフ進出が決まっていれば、ワイルドカードゲーム(WCG)や地区シリーズでの登板に合わせる必要がある。
逆にこの最終戦にワイルドカード2位以内、もしくはWCGを本拠地で行えるワイルドカード1位の座がかかっているならば、おそらく最終戦の先発を任されるだろう。こちらもチーム成績次第で次回登板が未知数なのだ。
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