【MLB】激戦!田中将大、防御率タイトルへ今季ラスト登板は? サイ・ヤング賞の可能性はほぼ消滅
プレーオフ進出の可能性が完全に消滅したヤンキース。防御率タイトルの可能性が残されている田中将大は、果たしてもう1試合登板するのか。
2016/10/01
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公式戦終了まで二転三転も
8月以降、田中も候補の一人と取りざたされてきたサイ・ヤング賞争いは、どうやらレッドソックスのリック・ポーセロに軍配が上がりそう。22勝4敗、防御率3.11と先発投手では頭一つ抜け出た。オリオールズのクローザー、ザック・ブリトンを推す声も根強いがどうか。いずれにせよ田中の受賞は厳しい。『NJ.com』は30日付で「サイ・ヤング賞投票で票が入るのは確かだろう」と伝えている。全米記者協会の記者が各リーグ5位まで順位を付け投票するため、何票かは稼げるという立ち位置だ。
唯一可能性を残すリーグ最優秀防御率タイトルの行方。田中自身の登板の可能性はここにきて低くなり、どうやらライバルの両投手の動向。さらにその所属チームの成績をもにらみながらということになりそう。
他にも4位の防御率3.10のタイガースのジャスティン・バーランダーが2日に、5位で同3.11のポーゼロが30日に先発予定。両投手とも好投すれば一気にトップに立てる位置につけている。
かつてない激戦。レギュラーシーズン終了のその時まで固唾を飲んで見守る必要がある。タイトルの座はその時まで二転三転しておかしくない。