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【MLB】青木宣親、打率は上々も1番打者として起用をためらう理由

MLBに移籍してから5年連続で.280台に乗せたシアトル・マリナーズの青木宣親だが、1番打者として起用を躊躇する、気になる数字がある。

2016/10/10

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守備の数値もマイナスに

 さらにアメリカの記録サイト、『Baseball Reference』によれば、青木は、選手の総合指標であるWAR(Wins Above Replacement)の守備部門の数値(dWAR)-が0.7。
 
 青木は左翼手だったが、この数値はチームの勝利のためには、青木ではなく他の選手が左翼を守ったほうが良いということを示している。
 
 もともと長距離打者ではない。出塁率の高いアベレージヒッターとしてチームに貢献してきたが、打つだけで、走塁も守備も他の選手より数値が劣るとなれば、その価値は一気に下がってしまう。
 
 今季の契約は、480打席に達すれば自動的に翌年の契約が継続されることになっていた。しかし8月末にマイナー降格になるなど、467打席にとどまった。来季の契約更新は不透明だが、青木は1番打者としての価値を再び上げることができるだろうか。

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