【MLB】トミー・ジョン手術から復帰、ダルビッシュ有の2016年に地元紙とファン「A」評価
今シーズン、トミー・ジョン手術から復帰したダルビッシュ。与四球や奪三振の指標も改善しており、地元紙やファンから「A」評価が下された。
2016/10/30
Getty Images
ファンもダルビッシュの投球を評価
記事内では、今回の評価をつけるにあたってファンも投票形式で参加したことを紹介、47%のファンが「A」だったという。
両記者のコメントの通り、復帰後のダルビッシュは、例年通りイニングを上回る奪三振を記録した。また、特に平均球速が上がり、四球率が低下し、制球力も向上している。
アメリカのセイバー系サイト『fangraphs』によると、ダルビッシュのBB/9(9イニング当たりの与四球)は、MLB通算で3.47だったが、今シーズンは2.78となっている。
またK/BB(三振/四球で算出。特に制球力を表す)も、MLB通算では3.26だが、今シーズンは4.26と高い数値をマークした。また今シーズンのMLBのK/BBの平均値は2.58。いかにダルビッシュが優秀な数値を残しているかがわかる。
来季は、春季キャンプから万全に準備をしてからシーズンに臨むことができる。
今年の指標を大きく上回る可能性もあり、ダルビッシュのさらなる進化から目が離せない。
出典:Solid bounce back from Tommy John put Yu Darvish back at ‘ace’ status by Gerry Fraley and Evan Grant in dallasnews.com on Oct.28