大記録達成、V字回復のイチローに「A」評価。米メディア「驚き以外の何物でもない、来年も偉大さを見届けることができる』
2016年はマーリンズにとって、あまりにも波乱に満ちたシーズンだった。米スポーツサイトの『ファンサイデッド』は、チームと各選手の今季を採点している。
2016/11/02
Getty Images
悲劇的な死を遂げたエースも高く評価
他の主力選手に関してはどうだろうか。
スタントン:評価「C」
主砲のスタントンには厳しい評価が下されている。彼はオールスターのホームランダービーのみならず、特大の本塁打を何度か披露してくれたが、中盤に大きなスランプがあり、大事な終盤に故障による離脱があった。昨季と同数でチームトップの27本塁打は「そんなに悪くないと考える人もいるだろうが、彼は毎年本塁打と打点のタイトルを獲得し続けても良い潜在力を持つ選手なのだから」というのが低評価の理由だ。
フェルナンデス:評価「A+」
そのあまりに悲劇的で早すぎる死への感傷を別にしても、最大限の評価が送られている。16勝に加えリーグトップクラスだった253奪三振などを取り上げ、「短いキャリアの中でもベストの成績」だったとしている。また、成績とは直接関係ないが、彼の陽気で誰にでも愛される人柄を紹介しその死を悼んでいる。(編集部注:現地10月25日の記事掲載後に、フェルナンデスの遺体からは基準値の2倍のアルコールやコカインの反応が見られたことが明らかに)
その他の主力では、打率.298、21本塁打、98打点と自己ベストのシーズンだったクリスチャン・イエリッチは「チームのMVP」としてフェルナンデス同様の「A+」、「今季最大の失望」とされたゴードンには最低の「D-」だ。
出典:”Miami Marlins 2016 : End of the season grades, analysis”@ Fandided by Eric Quinones in Oct.25th 2016