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【MLB】米メディア内に絶えない『田中将大、トレード推奨論』。肘は時限爆弾、長期巨額契約のリスク回避を主張

米メディアの一部には、田中将大の2016年を最大級に評価しているが、チーム再建期のヤンキースだからこそトレードに放出すべきだと推奨論が挙がる。

2016/11/06

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今季も夏場に主力選手を大放出

 2016年シーズン、ヤンキースは夏場にいったん勝負を諦め、アンドリュー・ミラーやアロルデス・チャップマンといった主力選手たちを一気に放出。その交換相手として、多くの若手有望株を獲得。今やヤンキースのマイナーは、他球団がうらやむほど『金の卵』たちでひしめいている。

 仮に田中をトレードに出した場合の状況を下記のように報じている。

If Cashman was to put Tanaka up for sale, clubs that feel they are one starter away from a World Series. The Los Angeles Dodgers, Houston Astros, and Pittsburgh Pirates come to mind
もし(GMの)キャッシュマンが田中をトレードに出した場合、ワールドシリーズ進出は厳しくなるだろう。興味を示す球団は、ロサンゼルス・ドジャース、ヒューストン・アストロズ、ピッツバーグ・パイレーツだ。

 現状を『チーム再建期』と割り切り、目の前の勝負を諦めるのか。それとも常勝軍団として2017年も再び王者を目指すのか。

 いずれにせよ同記者が、Trading Tanaka would be a tough pill to swallow(田中をトレードに出すことは、非常に苦しい選択だ)と報じているように、エースの放出は大きな出血を伴う。

 今オフは、田中のトレード・ルーモア(噂話)で賑わいそうだ。

出典:It could be wise to see what they can get for Masahiro Tanaka By Daniel Federico

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