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【MLB】充実のメジャー3年目を終えたヤンキース田中。地元紙「サイ・ヤング賞ファイナリストに値するシーズン」

今季、MLB移籍後最高のシーズンを終えたヤンキース田中将大。そんな田中に対して地元紙は最高級の賛辞を送った。

2016/11/12

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近年のヤンキース先発として最高の評価

 近年のヤンキースの深刻な課題として、絶対的なエースの不在だった。
 
 2年前、田中にエースとしての期待が高まったが、肘の故障で後半戦は離脱。ヤンキースの先発投手がサイ・ヤング賞候補争いに加わったのは、2011のC.C.サバシアまで遡る。2009年から2012年までのサバシアは本当に素晴らしく、野球界を代表する投手であった。
 
 ノートン記者は、今の田中なら近年不調となっていたサバシアの穴を充分に埋められるエースだとその実力を認めている。
 
 ちなみにその時のサバシアは防御率3.00で9位、これは今季の最優秀防御率のアーロン・サンチェスと同じ数字だ。当時に比べ、アリーグの打撃のレベルが高いことが伺える。加えて今季のアリーグ東地区は総得点数でMLB1位のレッドソックス、総本塁打数1位のボルチモア・オリオールズ、同4位のブルージェイズなど強力打線揃いだったため、アリーグ東地区で防御率3位というのが評価される一因である。
 
 ノートン記者は次のような田中への賛辞と共に、記事を締めくくっている。
 
“Soon after the Cy Young Award winner is announced on Wednesday night, the full voting results will be made public. Expect to find Tanaka to near the top of most ballots. Even if he didn’t make a top three finish, he had one of the best pitched seasons in recent Yankees history. The organization paid top dollar for Tanaka, and his 2016 campaign reaffirmed that decision. He reminded everyone that he’s a dominant pitcher, capable of competing with the league’s best.
16日水曜日のサイ・ヤング賞発表後、投票結果が公開される。そこで田中の名前がトップに近い投票数を獲得していることを期待したい。たとえ彼がトップスリーには入れなかったとはいえ、彼は近年のヤンキースで最高の投手であった。チームは田中に最高級の年俸を支払い、そして田中はその年俸ら適切だと証明した。彼は全ての人に彼が支配的な投手で、サイ・ヤング賞を争える投手であることを思い出させた。

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