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【MLB】6年目で5球団目、ゴジラを超えた青木宣親。アリーグ西地区V争いは日本人選手在籍球団三つ巴の様相

アストロズが青木宣親との来季契約に合意した。メジャー6年目で、早くも5球団目となった。

2016/12/03

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GMも青木の能力を高く評価

 野茂と斎藤はすでに現役引退したが、大家はナックルボーラーとして今も現役だ。今年は独立リーグの福島でプレーした。来年3月に41歳となる右腕だが、米スポーツサイトのファン・サイデッドでは先月「トモ・オオカがメジャー復帰を目指している」と特集を組んだ。

「11月2日にはアリゾナ州でオリオールズ、ロイヤルズ、レイズ、ダイヤモンドバックスのスカウトを前に、投球を披露した」と同サイトは近況を伝えた。もしかしたら、メジャー所属6球団目が名乗り出るかもしれない。

 日本では生え抜き選手が重宝される傾向が強いが、それだけ多くの球団を渡り歩けるのも必要とされる能力があり、個性があるからこそ。

 アストロズのジェフ・ルノーGMも「うちにはいないタイプの選手だ。確実に打線の幅を広げてくれる」と青木が持つ高い出塁率と、低い三振率を絶賛する。移籍にも慣れたもので、新天地に溶け込むのにそう時間を必要ともしないだろう。

 アリーグ西地区は連覇したダルビッシュのレンジャーズ。躍進著しい岩隈のマリナーズ。そして2年ぶりプレーオフ進出へ巻き返しをはかる若いアストロズと、日本人メジャーリーガー所属のチームが3強の様相となった。どのチームが制するのか、ペナントの行方も含めて目の離せない地区となった。

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