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【MLB】次の同僚はイチローか田中? 上原にマーリンズとヤンキースが興味か

マーリンズやヤンキースら複数の球団が2人のトップクローザーのプランBとして上原獲得に興味を示している。ヤンキースに加入すれば田中との日本人リレー、マーリンズならイチローとの40代日本人コンビ結成となる。

2016/12/08

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レッドソックスの退団は確定的

 古巣ボストン・レッドソックスからの退団が確実となり、ボルティモア・オリオールズ、テキサス・レンジャース、ボストン・レッドソックスに続く自身メジャー4球団目となる所属球団を探す上原浩治。来季で41歳を迎える上原だが、マイアミ・マーリンズやニューヨーク・ヤンキースがプランBとして興味を示していることが報じられるなど依然、注目度は高い。

 今オフのFA市場はトップクラスのクローザーが豊富に出揃っている。現地5日に今季47セーブのマーク・メランソンがサンフランシスコ・ジャイアンツと4年6200万ドルで契約合意に至ったことが球団から発表されたものの、まだ元ドジャースのクローザーであるケンリー・ジャンセン、そして世界最速男のアロルディス・チャップマンという2人の大物が残っている。

 今オフにクローザーの獲得を目指すマイアミ・マーリンズのプランAもこの2人だ。『MLB.com』は以下のように報じている。

MLB.com was told the club has interest in the two top closers on the free-agent market — Aroldis Chapman and Kenley Jansen. If they opt to not spend what it takes to land either of those two, Miami also has interest in both Brad Ziegler and Koji Uehara.
マーリンズはFA市場における2人のトップクローザー、アロルディス・チャップマンとケンリー・ジャンセンの獲得に興味を示している。もし彼らが2選手のどちらにも大金を費やさないことを選んだ場合の選択肢としてはブラッド・ジーグラーや上原浩治の名前もあがる。

 圧倒的な実力を誇る両選手だけに獲得には大きな出費を求められる。チャップマンはリリーフ投手では初となる総額1億ドルを超える契約を得る可能性もあると報じられており、ジャンセンは規模こそ少し落ちるものの、ドジャースからQO(クオリファイング・オファー)を受けているため、獲得に際してドラフト指名権を譲渡する必要がある。

 地元紙等では、出費をいとわずに大物クローザー獲得に全力を尽くすという旨が報じられているが、マーリンズは元来チーム作りにお金をかけないことで悪名高い。今季も年俸ランキングでは28位、メジャーワースト3位となっている。その上来季優勝を狙える戦力とは言い難いチーム事情を考えれば、ジャンセンやチャップマンから上原らより安価な選手の獲得に方向転換する可能性は十分にある。

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