【MLB】メッツのリリーフ候補の1人に、地元メディアは田澤を推薦。「復活が期待できないほど年老いてはいない」
渡米以来8年間在籍したレッドソックスからFAとなった田澤。今季は自己ワーストの成績に終わったものの、年齢も若く奪三振率は依然優秀。地元メディアはメッツの獲得候補としてその名前を挙げている。
2016/12/14
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田澤が入れば、メッツのリリーフ陣の負担を軽減
田澤の今季の53試合登板と防御率4.17は、どちらもフルシーズンメジャー帯同した過去4年間ではワースト。防御率1.43に抑えた12年や共に71試合に登板した13、14年と比べれば寂しい数字となっている。
しかし今季の奪三振率9.79が過去4年間の自己ベスト。0.8→1.6と2倍に増えた被本塁打率さえ改善されれば復活の可能性は高い。
Before the last two years, though, he was outstanding, and he’s not so old that a bounce-back season is impossible. His fastball velocity was down about a mile per hour this year compared to last, but if he’s available on an affordable deal, he’s absolutely worth a look.
今季は成績を悪化させたが、2年前は際立っていたし、今後復活が期待できないほど年老いているわけでもない。速球の平均球速は前年から1マイル落ちてはいるが、妥当な値段で手に入るならば、間違いなく検討する価値のある選手だ。
メッツのリリーフ陣はクローザーのジューリス・ファミリアとセットアップのアディソン・リードが絶対的な存在となっていたものの、頼れるリリーフが彼らを合わせて4人しかおらず、上位4投手の平均登板数は75試合。
主力リリーフとその他のリリーフの力の差が4人のリリーバーに過剰な登板を強いる構図になっていたが、田澤が入れば彼らの負担を大きく軽減することができる。
渡米以来初めてレッドソックス以外のユニフォームを着ることが濃厚。復活の年として期待される2017シーズンをどの街で迎えるのだろうか。
出典:Let’s find the Mets a relief pitcher, Part 2: The above-average strikeout guys by Chris McShane in AMAZIN AVENUE on Dec.10 2016