【MLB】マーリンズ移籍の田沢、現地ファン「ボストンは酷使しすぎた」「良い移籍」ら歓迎の声
レッドソックスからFAになっていた田沢が、マーリンズと2年1200万ドルで契約に至った。新天地では移籍のダンに代わる7回の役割が与えられる見込み。現地のファンからも今回の契約には好意的な声が目立つ。
2016/12/17
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移籍にファンからは歓迎の声
また田沢の存在はマーリンズブルペンのアクセントともなりうる。今季マーリンズでは、ラモスが40セーブ(防御率2.81)、バラクロウが球団記録の29ホールド(同2.85)、先発から抑えまでユーティリティーに起用されたデービッド・フェルプスが25ホールド(同2.28)と好成績を残した。しかし与四球率を見ると、それぞれ4.92、5.45、3.95といずれの投手もかなり悪い。メジャー通算与四球率2.05を誇る田沢の制球力は、球威に優れるも制球力に欠けるメンバーの中では、より一層際立つはずだ。
Twitterでは、球界屈指の敏腕記者が田沢の移籍についてツイート。ファンからは、「Taz(田沢のあだ名)にとっては良い契約だ、彼のピッチングを見るのが楽しみだよ」「田沢にとっては良かったな、ボストンは数年間酷使しすぎた」といった田沢にとって良い移籍だと祝うコメントが目立った。
また「田沢は好きだが彼のような投手には多くの不確定要素がある。だけどうまくやれることを祈っているよ、2013年は彼無しでは勝てなかった」というボストンファンの感謝や、「次の2年いずれも100イニングすら投げない投手に1200万ドルも与えるなんて」という契約額の大きさに驚く声も見られた。
2009年のメジャー移籍以来、8年を過ごしたレッドソックスを離れた田沢。新天地マイアミでどのような成績を残すのだろうか。
出典:Report: Reliever Junichi Tazawa agrees to two-year deal with Marlins by The Associated Press on Dec.16 2016