【MLB】ヤンキース田中は、オプトアウト行使と地元紙。「田中の活躍は2018年のチームを困難なものに」
3年目にしてエース級の成績を残した田中。今季も同様の活躍が期待されるが、オプトアウト確実な田中が好成績を残すことは、再契約にかかる費用が増大することも意味し、チームにとっては痛し痒しとなりそうだ。
2017/01/05
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2017年もエース田中の活躍は不可欠だが……
手厳しいニューヨークのファンからもエースとして認められる活躍を見せたヤンキースの田中将大。2017年はさらなる活躍を期待されるが、長期的なチーム作りを求められる球団首脳陣はその活躍を手放しで喜ぶことは出来なそうだ。
地元紙『NEW YORK POST』の電子版は、「田中の2017年のエースらしい活躍はヤンキースを苦境へ追い込むかもしれない」と題した記事を掲載している。
The Yankees probably can’t win in 2017 unless Masahiro Tanaka performs again like a top-of-the-rotation stalwart. Yet, that might make winning in 2018 more difficult.
田中将大が再びエースにふさわしい投球と頑丈さを見せない限り、2017年のヤンキースが素晴らしい成績を残すことはないだろう。しかし、田中のそうしたパフォーマンスはチームが2018年のシーズンで結果を残すことをより難しくする
ヤンキースと7年1億5500万ドルで契約を結んだ田中だが、契約にはオプトアウト条項が含まれており、田中は今シーズンオフに契約を解除することができる。田中がオプトアウトしない場合、ヤンキースは田中を残り3年間6700万ドルで雇うことが出来る。しかし記事では、リッチ・ヒルを例にあげ、田中は確実にオプトアウトを選択するだろうとしている。