【MLB】強打者ハワード、未だ所属チームなし。06年日米野球で驚異のバックスクリーン弾
2017/01/27
2006年の日米野球で来日し、東京ドームで驚異のバックスクリーン弾を放って一躍有名となった元フィラデルフィア・フィリーズのライアン・ハワード内野手が未だに所属先が見つからずにFAとなっている。
13年間に渡ってフィリーズでプレーをしたものの、昨シーズンは打率.196 25本塁打 59打点と、打率はキャリア最低を記録。高額な年俸、高齢(37歳)そして成績の衰えがネックとなり、フィリーズは彼との契約オプションを破棄したことを発表。フィリーズのフランチャイズプレーヤーは初めてFA選手となった。
そかし、ハワードは『フォックスニュース』のインタビューで「まだ、高いレベルでプレーできると思っている」と答えている。実際に昨シーズンのオールスター戦以降は打率.262でOPSは.932と高いレベルでプレーしていた。特に8月は16試合で打率.314 6本塁打 15打点と好調だった。
一方で、彼は今の経験を自身の過去となぞらえ、それがモチベーションになると答える。高校時代にドラフトをされなかった経験、大学時代に5巡までドラフト順位が落ちた経験だ。
現役選手5位のホームラン数(382本)を誇る強打者は所属先が見つかれば、また本塁打が量産できるはず。フィリーズの顔だったハワードの打棒を再びメジャーの舞台で見ることができるだろうか。