【MLB】“WBCフル出場”カナダの大砲モーノーが古巣復帰か。栄光築いたツインズが興味
2017/01/30
WBCにカナダ代表として2006年から毎回出場し、今年の大会にも参加予定のジャスティン・モーノーに対して、古巣ミネソタ・ツインズが獲得に興味を示していると、ミネソタの地方紙『パイオニア・プレス』が29日付で報じた。
5月には36歳となるモーノーは2003年から2013年までツインズに在籍。2006年には打率.321 34本塁打 130打点でアメリカンリーグMVPとシルバースラッガー賞(一塁手)に選出された。
その後は脳震盪や怪我の影響で思うようにプレーできなかったが、2014年には移籍したコロラド・ロッキーズで首位打者を獲得。復活を印象付けた。同年には日米野球のメンバーとして日本にも来日している。
2016年はシカゴ・ホワイトソックスと1年契約。左肘の手術の影響で7月までは出場せず、成績も打率.261 6本塁打 25打点と不調。現在はFAとなっている。
ツインズには、モーノーと同じ一塁手・DHにジョー・マウアーが在籍しているが、記事によるとチームは左投手相手のときに休養を与えたいと考えている。また、チームには韓国出身の朴炳鎬や若手のケニス・バルガスが同ポジションで控えているが、打率の低さなど荒削りな部分がまだ目立つ。そこでモルノーの獲得が浮上したようだ。
もし古巣に復帰したとしても出場機会はそう多くないだろう。しかし、マウアーと共にツインズの顔としてMLBに名を轟かせていたモーノーの復帰を待ち望む声は大きい。