【MLB】前田健太に強力な後ろ盾! ドジャースが12年世界一胴上げ投手と契約へ
2017/02/07
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2017年WBCのメキシコ代表であり、昨年の侍ジャパン対メキシコ代表の強化試合にも出場した、元サンフランシスコ・ジャイアンツのセルジオ・ロモ投手がロサンゼルス・ドジャースと合意したと米『FOXスポーツ』のケン・ローゼンタール記者が6日付で伝えた。身体検査を行い、正式契約となる模様。
昨季はシーズン開幕早々に肘の痛みでDL入りしたが、7月にチームに戻ってからはセットアッパーや抑えなど、幅広く活躍。40試合に登板し、1勝0敗、防御率2.64の成績を残した。
また、2012年にはジャイアンツの抑えとして、ワールドシリーズに3試合登板。チームは見事デトロイト・タイガースを撃破し、ロモはワールドシリーズでの胴上げ投手となった。ちなみに2010年から2015年にかけては6年連続で64試合以上に登板するなど、鉄腕ぶりも健在だ。
現在、ドジャースではケンリー・ジャンセンが抑えを務めている関係で、ロモは彼の前を任されるセットアッパーとなる見込みである。昨季のドジャースのブルペン陣の防御率はMLBでトップだったが、今年も強力な布陣を揃えてきた。
前田健太の2年目のシーズンに力強い後ろ盾が加わり、ますます、目が離せなくなるロサンゼルス・ドジャースである。ロモの登板機会が増えるということは、チームが好調の証であり、前田健太の2年目の成績にも期待がかかる。