前田、カーショウらタレント揃いのドジャース。29年ぶり世界一へ【MLBチーム分析・キャンプ編】
2017/02/14
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4年連続地区優勝を果たし、黄金時代を築きつつあるロサンゼルス・ドジャースは1988年以来のワールドシリーズ制覇を目指す。そのためにもスプリング・トレーニングから調整を重ね、万全の体制でシーズンに臨むことが不可欠だ。
アリゾナで行われるスプリング・トレーニングには31人の投手と31人の野手、合わせて62人(22人の招待選手)が参加し、40ある枠のロースターを争う。
2月16日には一足先に投手と捕手の練習が始まり、全体練習が始まるのは21日からだ。MLBのシーズンが2年目となる前田健太投手を始め、クレイトン・カーショウ投手や昨年の新人王のコリー・シーガー内野手などタレントは多い。
招待選手も豪華な布陣を揃える。コディー・ベリンジャー内野手は2017年度版の『MLB.com』が発表した100人の若手有望選手の全体13位ランクインした、超期待の一塁手兼外野手だ。
WBCイスラエル代表で2012年にはニューヨーク・メッツで32本の本塁打を放ったアイク・デービス内野手や、メキシコ代表の期待のアレックス・ベルドゥーゴ外野手なども招待されている。
また、チェイス・アトリー内野手とフランクリン・グティエレス外野手と1年契約を結んだという報道があるので、彼らも加わることになるだろう。その場合は40人枠を空ける必要があるが、こちらは正式発表を待ちたい。
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